恐竜の島にトリップ『天草市立御所浦 恐竜の島博物館』の行き方からみどころまでを紹介します!

天草市立御所浦恐竜の島博物館の画像 恐竜に会える博物館

熊本県天草市の離島・御所浦町は、白亜紀の地層(御所浦層群・姫浦層群)が広がる、まさに〝恐竜の島
これまでに、日本最大級の肉食恐竜の歯や植物食恐竜のすねの骨、ティラノサウルス科の下あごの骨など、たくさんの貴重な化石が発見されています。

そんな御所浦にある「天草市立御所浦 恐竜の島博物館」は、2024年3月20日にリニューアルオープンしたばかりの、とてもきれいでみどころたっぷりな博物館です。
この記事では、「恐竜の島博物館」の見どころをご紹介するとともに、御所浦港までのアクセス方法や、往復にかかる時間の目安についてもお伝えします

基本情報

基本情報

開館時間9:00~17:00※入場は16:30まで
休館日毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
年末年始(12/30~1/1)
観覧料一般:500円
高校生・大学生:300円
小学生・中学生:200円
住所〒866-0313 
熊本県天草市御所浦町御所浦4310-5
公式ホームページhttps://goshouramuseum.jp/
天草市立御所浦 恐竜の島博物館 基本情報

入館までに必ずウェブ予約が必要です!

公式ホームページから、事前予約が必要になります!
我が家の場合は、フェリーの乗船時間が当日にならないと決められなかったので、当日のフェリー内で予約をしました。
混雑していない時期であれば、博物館到着時間が確定してから、フェリーの中で予約するのもおすすめですよ☺️
ただし、大型連休など混雑が予想される時期は、事前にホームページで空き状況をチェックして、予約が埋まりはじめていたら、早めに申し込んでおくと安心です。

天草私立御所浦 恐竜の島博物館の行き方🚢

博物館のある御所浦港へは、棚底港・本渡港・大道港・水俣港の4つの港から、定期船や海上タクシーを利用してアクセスします。
定期船は、船の種類によって所要時間や定員が違うので、事前にチェックして、利用しやすい港を選択してくださいね。
定期船・カーフェリー・乗合船の時刻表は、「天草市立御所浦 恐竜の島博物館」の公式ホームページに掲載されていますよ!
いずれの便も本数があまり多くないので、余裕をもってスケジュールを立てておくのがおすすめです。

なお、博物館へはお車🚗での来島はできませんので、ご注意くださいね。(障がいのある方専用の駐車スペースはご利用いただけます)

御所浦港で下船すると、すぐ先に博物館が見えてきます!

御所浦洪から見た恐竜の島博物館の画像

所要時間

博物館の見学所要時間は、全部をしっかり見学すると1時間程度です。
展示や、クリーニング作業の様子など、じっくり見学派の我が家は1時間半ほど滞在しました。
また、御所浦島までの船での往復時間も含めると、全体で少なくとも4時間ほどは見ておかれることをおすすめします。
さらに、「化石ティグ」で化石発掘体験(所要時間:約1時間)をされる場合は、恐竜の島での滞在時間はおよそ2時間程度になります。

実際に往復を含めてどのくらいの時間が必要?

「恐竜の島博物館」へは船で行く必要があり、乗り場もいくつかあって、便数も少なめ…。
実際、どんなスケジュールで計画すればいいのか、ちょっと迷ってしまいますよね。
我が家も出発前は、ちゃんと行けるか少し不安でした。

そこで、我が家が2025年4月に「恐竜の島博物館」を訪れたときのスケジュールをご紹介します。
これから行かれる方の参考になれば嬉しいです!

「恐竜の島」スケジュール
  • 8:30
    天草のホテルを出発🚗

    我が家は、駐車場があり、フェリーの便数も比較的多い棚底港を選択

  • 9:20
    棚底港に到着🚗

    乗船券を購入して、時間まで周辺をお散歩
    シノケラトプスの模型と写真撮影などして満喫

    棚底港の画像
    シノケラトプスの模型の画像
  • 9:55
    出港🚢

    「フェリー御所浦」で出発!希望者はフェリーカードがもらえるよ😊
    カードのシールをめくって当たりがでたら、プレゼントがもらえるそうです!
    フェリー内にはキッズルームもありました!

    フェリーカードの画像
    フェリーキッズスペースの画像
  • 10:40
    御所浦港到着!恐竜の島へ!

    ティラノサウルスの模型がお出迎え!
    御所浦のゆるキャラ「てらのくん」もお出迎え!期待が高まります😊

    ティラノサウルスの模型の画像
    てらのくんの画像
  • 10:50
    「天草市立御所浦 恐竜の島博物館」見学開始!

  • 12:30
    昼食

    御所浦港の近くの「御所浦物産館 しおさい館」でお弁当を購入して、
    「恐竜の島博物館」の飲食ができる休憩スペースでお昼ご飯

    しおさい館の画像
  • 13:30
    「化石ティグ」でいざ化石採取体験!

    必ず化石が見つかりますよ~

  • 14:30
    船の時間まで、「恐竜の島」散策

    「御所浦物産館 しおさい館」でレンタカー🚗を借りて、散策!

  • 15:30
    御所浦港出発

    「恐竜の島」ともお別れ。栄九丸で棚底港へ向かいます🚢

  • 16:05
    棚底港到着!

『恐竜の島博物館』のみどころを紹介

見どころ1🦖日本初!ティラノサウルス科の骨の実物化石

日本で初めて見つかったティラノサウルス科の下あごの実物化石が展示されています!
実はティラノサウルス科の化石は今まで、歯の化石以外は見つかってなかったので、この下顎の骨の化石が天草で見つかったことは、とってもすごいことなんです!
日本のティラノサウルス科の生息域や生活の研究が、今後ますます活発化して行きそうで楽しみですね。
実物化石を写真を撮ることはできませんので、博物館に訪れた際は、ぜひこの貴重な化石を見てくださいね!

ティラノサウルス科の下あごの外郭の画像

見どころ②🦕恐竜の全身骨格の展示

1階恐竜展示の中央には、恐竜の全身骨格(レプリカ)がなんと14体展示されています。
ティラノサウルス・レックスや、アロサウルス、カマラサウルス、ストルティオミムス、ステゴケラスなどの恐竜たちを一度に見ることができます。
まさに恐竜の島、迫力満点ですよ!

恐竜の島博物館の恐竜の全身骨格の画像

みどころ③🦖天草で発見された化石たち

せっかく恐竜の島に訪れたなら、この地で見つかった化石を見ておきたいですよね。
天草ではたくさんの恐竜の化石が見つかっていますよ。

〇国内最大級の獣脚類の歯

国内最大級の獣脚類の歯の画像

〇ティラノサウルス類の歯

ティラノサウルス類の歯の画像

植物食恐竜の足の骨

植物食恐竜の足の骨の画像

〇竜脚類の肋骨

竜脚類の肋骨の画像

〇御所浦層群の鳥脚類

御所浦層群の鳥脚類の画像

みどころ④🦕触れる展示

ステゴサウルスの一種の大腿骨を触ることができます!
ぜひ実際に触って、骨の大きさや化石の温度を感じてくださいね。

ステゴサウルスの大腿骨の化石の画像

みどころ⑤🦖ドラコレックス・ホグワーツィアの頭骨

カーター郡立博物館との姉妹館提携していての証として、ドラコレックス・ホグワーツィアの頭骨が展示されています。
『ハリー・ポッター』シリーズに登場するホグワーツ魔法魔術学校にちなんでドラコレックスホグワーツィアという学名が命名されたそうですよ。

おまけ情報🦖

博物館の中には、各展示ごとに「研究シート」が用意されています。
展示を見ながらシートにまとめていくことで、恐竜についての理解がぐんと深まりますよ😊
ぜひチャレンジしてみてください!
夏休みの自由研究や、自主学習のテーマにもぴったりだと思います。

研究シートの画像

ミュージアムショップの紹介

ミュージアムショップの画像

博物館1階に、恐竜や化石がモチーフのグッズをたくさん揃えてあるミュージアムショップがあります。
御所浦恐竜の島博物館のオリジナルグッズや、御所浦のゆるキャラ「てらのくん(寺野くん)」のグッズもあるので、お気に入りのお土産を見つけてくださいね。

我が家のお土産は、オリジナルグッズの手帳型ノートと、ピンバッチです😊

〇御所浦恐竜の島博物館オリジナル 手帳型ノート
他にもカラーバリエーションがありますよ。早速博物館の記録に使いました!

オリジナル手帳型ノートの画像

〇色使いが素敵 ヴェロキラプトルのピンバッチ

ヴェロキラプトルのパッチの画像

オリジナルがちゃを紹介!

ミュージアムショップの入口前に、恐竜の島博物館オリジナルのガチャガチャがあります!
天草で見つかった化石がアクリルキーホルダーになってますよ!

恐竜の島博物館オリジナルのガチャガチャの画像


我が家は、爬虫類の皮膚の化石バージョンが出ました!

オリジナルガチャガチャの画像

さいごに

自然に囲まれた御所浦は、島全体がまるで大きな博物館のような場所でした!
化石にふれながら、のんびりと恐竜の世界に思いをはせるひとときは、きっと心に残る素敵な時間になりますよ✨

御所浦へ向かう船は本数があまり多くなく、運航時間も限られています。
スケジュールに余裕があれば、前日に天草で一泊されてから向かわれるのがおすすめです。
博物館だけでなく、島の全体にみどころがいっぱいですので、ぜひゆったりと恐竜の島を楽しんでくださいね😊

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